クンディナマルカ考古学博物館!コロンビアの古代文明を紐解く旅へ
南米コロンビアには、活気あふれる都市や雄大な自然景観など、魅力的な観光スポットが数多く存在します。今回は、その中でも少し変わった都市「クンディナマルカ」をご紹介します。
クンディナマルカは、アンデス山脈に囲まれた高原地帯に位置する街で、コロンビアのコーヒー生産地としても有名です。しかし、この街を旅する上で外せないのが、クンディナマルカ考古学博物館の存在です。
ここでは、古代ムイスカ族が残した貴重な遺物を多数展示しており、彼らの文化や生活様式を深く理解することができます。
古代ムイска族の神秘に触れる!
博物館は、1965年に設立され、クンディナマルカとその周辺地域で発掘された考古学資料を収蔵・展示しています。
館内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、巨大な金製の「エル・ドルード(黄金都市)」の模型です。
伝説によると、エル・ドルードは、ムイスカ族が隠したとされる、黄金でできた街。スペイン人コンキスタドールたちはこの宝を求めて探検しましたが、結局見つからずに終わりました。
博物館では、このエル・ドルードの伝説を解説する展示もあり、当時の探検家の冒険心を彷彿とさせてくれます。
日常生活を垣間見る展示の数々!
エル・ドルードの模型以外にも、様々な興味深い展示があります。
- 陶器: ムイスカ族は優れた陶芸技術を持ち、精巧な模様や装飾が施された陶器を製作していました。
- 金細工: ムイスカ族は、金を使って様々な装飾品や祭祀用の道具を作成していました。これらの金細工は、彼らの高度な技術力と芸術性を示しています。
- 石器: ムイスカ族は、石器を用いて農業や狩猟を行っていました。
これらの展示を通して、古代ムイスカ族の生活様式や文化、信仰を深く理解することができます。
博物館情報
- 住所: Calle 10 # 4-62, Parque de la Cultura, Quindío
- 開館時間: 火曜〜日曜:9時~18時 (月曜休館)
- 入場料: 5000コロンビアペソ
クンディナマルカ考古学博物館を満喫するためのヒント!
- ガイド付きツアーに参加する: 博物館内の展示について詳しく解説してもらえます。日本語のガイドはいない場合がありますが、英語やスペイン語のガイドであれば見つかる可能性があります。
- 事前に資料を調べる: 博物館のウェブサイトなどで、展示内容について事前に調べておくと、より理解が深まります。
クンディナマルカ考古学博物館は、古代ムイスカ族の文化や歴史に触れることができる貴重な場所です。コロンビア旅行の際には、ぜひ立ち寄ってみてください!