バゴリオのバーク・アンド・イースト・ローダー・ガーデンの魅惑的な自然と歴史
フィリピン、特にルソン島には、魅力的な観光地が数多く存在します。今回は、その中でも「バラの街」として知られるバゴイオにある、緑豊かな自然と歴史的な建造物が織りなす美しい風景が楽しめる「バーク・アンド・イースト・ローダー・ガーデン」をご紹介します。
緑の中に佇む歴史的庭園
バーク・アンド・イースト・ローダー・ガーデンは、1900年代初頭にアメリカの富豪、ウィリアム・バークとヘンリー・イースト・ローダーによって造園されました。当時、この地域は広大なコーヒー農園でしたが、二人はその土地に美しい庭園を作り上げたいという夢を抱き、多くの珍しい花や植物を植えました。
現在では、この庭園はバゴイオのランドマークであり、地元の人々にも観光客にも愛されています。庭園内には、広葉樹、ヤシの木、そして色とりどりの花々が咲き乱れており、その美しさは息を呑むほどです。特に、バラ園には多くの種類のバラが植えられており、春には見渡す限りに鮮やかなピンクや赤、黄色などのバラの花が咲き誇り、まさに「バラの街」にふさわしい光景が広がります。
時間を忘れて散策を楽しめる
バーク・アンド・イースト・ローダー・ガーデンは広大で、様々なエリアに分かれています。
エリア | 説明 |
---|---|
ローズガーデン | 多くの種類のバラが植えられており、特に春には見ごろを迎えます。 |
チークガーデン | 貴重なチークの木が生えており、その壮大な姿を見ることができます。 |
水の滝 | 庭園の中央を流れる小川に沿って作られた小さな滝は、静かでリラックスできる空間を提供します。 |
子供向けの遊び場 | スライドやブランコなど、子供たちが遊べる設備が充実しています。 |
散策中に休憩をとるなら、「パビリオン」と呼ばれるおしゃれな建物がおすすめです。ここでは軽食や飲み物を楽しむことができ、庭園の美しい景色を眺めながらゆっくりと過ごすことができます。
歴史を感じられる建築物
バーク・アンド・イースト・ローダー・ガーデン内には、歴史的な建造物もいくつか残されています。かつては庭園の管理事務所として使用されていた「バーク邸」は、今ではカフェとして利用されています。その建物は、コロニアル様式の美しい建築で、当時の様子を偲ばせてくれます。
また、庭園内の「イースト・ローダー邸」は、現在では美術館となっています。ここで展示されているのは、フィリピンの伝統的な工芸品や絵画などです。
バゴイオの街歩きと組み合わせよう!
バーク・アンド・イースト・ローダー・ガーデンは、バゴイオ観光のハイライトの一つと言えるでしょう。この庭園を訪れた後は、バゴイオの街を散策するのもおすすめです。
バゴイオは、標高1,500メートルに位置し、「フィリピンの夏首都」とも呼ばれる涼しい気候の都市です。街には、おしゃれなカフェやレストラン、お土産屋さんなどが軒を連ねています。また、近郊には、雄大な山々や滝など、自然豊かな観光スポットも数多くあります。
バゴイオ旅行の際には、ぜひバーク・アンド・イースト・ローダー・ガーデンを訪れて、その美しい自然と歴史を感じてみてください。きっと忘れられない思い出になるでしょう。